渡邊真弓さん / 今日からできる!写真の撮り方1~基本編~

渡邊真弓さん / 今日からできる!写真の撮り方1~基本編~

せっかく買ったデジタルカメラ。「なんだか思ったように撮れない・・・」 なんて気持ちになったことはありませんか? 
そんなカメラ女子のみなさんが今よりもっと写真を楽しめるようにちょっとしたお手伝いを。カメラを始めたばかり、カメラに興味がある、もっと素敵に撮りたいという方々、これから少しずつ一緒に勉強していきましょう。

買ったばかりのカメラ・・・。カメラにはいろんな機能がついていますが、用語も難しいし、どこをどうしたらよいかわからない、なんてことありませんか?

そんなときは、まずはこの4つのルールをマスターするところから始めてみましょう。この4つをマスターするだけで、ほんわかゆるゆる写真に近づきます。

※お手元にカメラの説明書を用意しましょう。もしお持ちでない場合はカメラメーカーのホームページからダウンロードすることができます。

1.AFエリア/フレームは真ん中に。

自分が思っているところにピントが合わない、なんだか勝手にカメラがピントの合うところを決めちゃう・・・なんてことありませんか? そんなときは、まずAFエリア/フレームは「真ん中」1点だけに設定しましょう。そして、次の手順で撮影すれば悩み解決です。

コツは1の構図を決めるとき、カメラは上下左右にだけ動かすということ。前後に動かしたときは1に戻ってもう一度やり直してくださいね。
構図を決めるというと難しく聞こえるかもしれませんが、とても簡単にいうと「自分が良いと思ってピントをあわせたところをファインダーから見える画面のどこに配置するか」ということです。
この動作は初めのうちは大変だと思いますが、そのうち体が勝手に覚えます。
そうなったら、全然苦痛ではなくなりますので、ぜひ根気よく続けてみてくださいね。

2.内蔵ストロボ(フラッシュ)はオフに。

内蔵ストロボを使うと左下側のようにのっぺりとした写真になりがちです。
そんなときは内蔵ストロボをオフにしてみましょう。右下側のように自然の光でほんわかした雰囲気の写真を撮ることができますよ。

3.露出補正を使ってほんわか写真に。

見た感じより暗く撮れたり明るく撮れたりしたときは、露出補正をしてみましょう。
暗く撮れたときは露出を「+」に、明るく撮れたときは「-」にします。
コツはいきなり「+2」「-2」とかにせず、0から少しずつ「+」「-」の数値を上げていくことです。そうやって何枚も撮って、ベストの1枚を選びましょう。
ちなみに、ほんわか写真を撮りたいとき、露出は「+」側にするのがオススメです。

そして、この露出補正はPaintShop Pro を使って後から行うこともできます。
極端に暗すぎたり明るすぎる部分を除いて、ちょっとした補正なら簡単にできるので、オススメです。

4.絞り優先でボケ感豊かな写真を撮ろう

※機能のないコンパクトカメラもあります。

とても簡単にざっくりお話しすると、絞り値(F値)が例えばF2.8やF3.5のように小さいほうがボケ感の強い写真が撮れます。そして、この絞り値を自分でコントロールしたいときは「絞り優先」モード(Av、A)を使うと便利です。
マニュアルモード(M)でも同じことができますが、まずは絞り優先からスタートしてみましょう。
絞り値はレンズによって最小値・最大値が異なります。絞り値が例えばF11やF16のように大きいとその分シャッタースピードが遅くなり、暗いところでは手ぶれを起こすことがありますので注意してくださいね。

※そして、この「ボケ感」を PaintShop Pro で作ることもできます。詳しくは一番最後の「おまけ」のところをご覧くださいね。

さて、どうでしょうか。4つの基本ルールを難しいと思われた方もいるかもしれませんね。
でも大丈夫です。機能や用語に捉われず、最初は「楽しく撮る」ことをメインに考え、ちょっとした補正は画像編集ソフト「PaintShop Pro」におまかせするというところから始めてみましょう。いっぺんに全てを覚える必要はありません。そのうちカメラの操作に慣れてきたり、「もっとこう撮りたい」という気持ちが出てきたら、そのときから、カメラで行えることはカメラで行い、さらに一歩進んだ作品表現のためにPaintShop Pro を使う、といったようにシフトチェンジしていけば良いのです。

まずは、「気楽に楽しく!」が一番大切です。楽しい時間をカメラといっぱい過ごして、カメラをそして写真を好きになってくださいね。

それでは、実践編。カフェへカメラを持ってお出かけしてみましょう。


渡邉 真弓 / Mayumi Watanabe

札幌で活動するフォト・クリエイター。
写真の撮影、執筆や写真を使った雑貨の製作など、写真にまつわる活動をしています。
愛用のカメラはPolaroid690、Canon EOS5D、Minolta AUTOCORD。
共著『Cute Photographer~おしゃれな写真が撮れる本~』(翔泳社2008年5月)や女子カメラ等の雑誌に掲載。
2009年からAMUCHOCOカメラ教室(札幌市)を始め、ときどき北海道新聞「とまこむ」紙面カメラ講師も。
2011年5月アルテピアッツア美唄にて個展「air」を開催。

Website “allo?”
http://www.allo-japon.com/

Twitter
@allo_mayumi

撮影協力:
スゥイーツカフェ AMUCHOCO(札幌市)
http://www.amuchoco.com/

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