VideoStudio – タイムラプス

今回はCorel VideoStudioの「タイムラプス」機能を使ったムービーを作成していきましょう。

タイムラプスとは、映像のコマ数を減らし、再生速度を調整することで、パラパラマンガのような映像を表現する機能です。VideoStudio では、このタイムラプスを利用できます。使い方も非常に簡単です。タイムラプス機能を使って、雲の流れる様子や、車の行き交う様子、空港での飛行機の離着陸のシーンを演出してみましょう。

※ご利用のバージョンによって、製品画面が一部異なる場合があります。

01.

(1)ムービーを選択し、(2)「オプション」ボタンをクリックします。オプション画面が表示されたら、(3)〈ビデオ〉タブにある「再生速度変更/タイムラプス」をクリックしましょう。

02.

「再生速度変更/タイムラプス」画面の「速度」の項目から、(1)数値を直接入力またはスライダーで再生速度を調節します。また、フレーム数に応じてコマ数を減らせる「1秒間のフレーム数」を利用してもいいでしょう。「プレビュー」ボタンを押せば、いつでもムービーをチェックできるので、満足するまで調節してみましょう。最後に〈OK〉ボタンを押せば作業は完了です。

エフェクトを試す

さらにエフェクトやミュート機能を使うことで、タイムラプスの使い方はさらに広がります。いろいろなエフェクトを試してみて、オリジナリティ溢れる作品を作ってみてはいかがでしょうか?

03.

再生速度を1000%にしてコマ数を少し上げ、フィルターの「古いフィルム」の効果をつけてみました。あっという間に昔風のムービーができあがりました。

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さらにムービー自体の音を消すため、(1)右クリックメニューから「ミュート」(消音)を実行。その後、VideoStudio に数多く収録されているサンプルサウンドから哀愁のある曲をチョイスしてみました。